僕の(わたしの)生きる世界1[完]
ひとしきり笑うと、ミハイルは言った。


「ふ~ぅ。申し訳なかった。そうですね。あなたは、元は佐々木 海斗だったとしても、今はステラと言う少女で女性ですね。改めましょう。」


唖然とするステラにミハイルは言う。



「改めて、我が神に仕える者 ミハイルと申します。暫くは指導する者として、ステラのお側に付くことになりました。お見知りおきを」


そう言ってお辞儀をするミハイル。


「…!!分かったよ!!調子がくるうじゃない…。でも…。ミハイル こちらこそよろしくお願いします。」


「では、ステラに伝えなくてはならないことがあります。」


「そういえば、女神様は世界を救って欲しいって言ってたよね?」


「はい」


「でも、待って。この国には帝様や総帝様がいるじゃない!?」


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