僕の(わたしの)生きる世界１［完］

蕾2

～ガーナレス国　世界最高位の魔法学園～


とうとうこの日がやって来た。

新入生が講堂に、一堂に集められている。

先ずは、魔力値を計り、クラス分けがされる。

貴族の者は全員Aクラスと決まっているが、魔法の授業の進め方に個人個人合った対応も必要なので、全員測定を義務付けられている。


Aクラス･･･貴族&魔力値500以上
　　　　　　　　クラスバッチの色:金
　　　　　　　　　　　　
　　　　　
B-1～8クラス･･･魔力値400～500
　　　　　　　　クラスバッチの色:赤


C-1～8クラス･･･魔力値400以下
　　　　　　　　クラスバッチの色:青

3台の測定器で、次々と計られては、クラス分けがされていく。

クラスが決まった者から、クラスバッチを受け取り、講堂のクラスの列へと散っていく。


ステラも髪留めを着け、列に並ぶ。

ミハイルに貰ってから、約１ヶ月が立ち、
着けたままでも生活に支障もなく、走ることが可能にまでなっていた。