WOLF-孤独のその先-



何だか複雑な気分…

確かにキョウヤはカッコイイし顔は恐ろしいほど整っている。



だけど恋人の私が隣にいるのに、そこまでキョウヤの事ガン見しないでほしい…





確かにいつもキャーキャー言われて騒がれてるし、今までそんなの散々見てきたはずなのに…




この感情はなんなんだろう。





「どうした」




「え?何?」




席に案内させる間、少しうつむいていた私の頭上から声が降ってくる。




「顔、変だぞ」




へ、変って失礼な!
そりゃあキョウヤやチヒロさんに比べたら変かもしれないけど!!




「何か怒ってんのか?」




< 377 / 567 >

この作品をシェア

pagetop