恋愛シュガー
「さーて次は…プレゼント?だっけ。行くよひなた」
会計をちゃっちゃと済ませて、美穂は次のお店に向かって歩き始めた。
「王子ってなにが好きなのかなぁ…」
「腕時計にしたら?まぁ…ネックレスでもいいと思うけど。てかなんでもいいよ」
美穂ってば適当すぎ。
腕時計かぁ…あ!でもネックレスもいいなぁ。
でもあんまり凝ったプレゼント渡すと気持ち…バレちゃうかもだし、慎重に選ばなきゃ。
「着いたよー」
ゆっくり顔を上げると見た目は普通のデパート。
美穂ってこんなところにも行くんだ。
そんなことを思いながら美穂の後についていく。