恋愛シュガー
2階に着き、小物類を物色する美穂。
あたしも美穂に続いて時計やネックレスを見る。
だけど、ほとんどが女の子向けようの物ばかりで男の子が好みそうなものはあまりなかった。
「ないねぇー。向こう行こ。」
そう言って美穂はさらに奥へと行く。
「ここらへんならあるっしょ。」
周りを物色すると、さっきとは違い男の子がつけそうな物ばかり並んでいた。
てっきり女の子の物しかないと思ってたのに男の子が使うような物もちゃんとあるんだ…
そんなことを思いながら王子が喜びそうなものはないかキョロキョロ見渡す。