恋愛シュガー
「無理して背伸びすることないのに…。そのままでひなたは十分なんだから。」
美穂はクールで毒舌吐いたりするけどこんな風に優しくしてくれたりするんだ。
だから憎めないんだよね。
「はい!出来た。」
美穂はニッコリ笑って鏡を貸してくれた。
…美穂可愛い//
なんて思いながら鏡を見る。
「おかえり~あたし!」
そんなあたしの呟きの横で呆れる美穂。
あたしは美穂に「ありがとう♪」と言ってトイレを後にした。
教室に向かう間、さっきまで嫌というほど感じた視線は無くなってあたしは清々しい気持ちで教室の中へ入った。
そんなあたしのあとに続いて美穂も教室に入る。