恋愛シュガー
☆Chapter4
*小さな距離*
「ひなたっ!昨日どうしたのよ?」
学校であたしの姿を見るなり美穂は挨拶よりも先にそんなことを言う美穂。
「用事…思い出してさ。」
「用事?昨日そんなこと言ってなかったじゃない」
ジッとあたしを見る美穂の視線を感じながら「忘れてたんだよ。」と呟くあたし。
今目を合わせたら嘘ついてることがバレてしまう…。
美穂には言いにくかった。