恋愛シュガー
帰り際に言った王子の一言が中々頭から離れなくてその度にあたしは顔が赤くなるのを感じた。
゛またね゛
たった一言。
たったそれだけなのに…
また会えるんだって思うとすごく嬉しくて…すごくドキドキした。
「ただいまぁ…」
気付けば家に着いていた。だけど王子のことがいっぱいいっぱいでどうやって家まで歩いてきたのかはあまり覚えてない。
部屋に入って吸い込まれるようにしてベッドに寝転ぶ。
今日はすごく幸せな日だった。王子の知らない部分も見えてきて…もっと知りたいなって思う。
あたし…恋してるんだ。