恋愛シュガー


「お祝いにどっかいこ?俺と美穂とひなたちゃんで」


「でも…そんなの悪いよぉ。」



そんなことを言いつつも心の中では゛行きたい!行きたい゛って叫んでる自分がいた。


「じゃあ映画見に行こうよ」



そんなあたしの気持ちを察してか美穂は心よく引き受けてくれた。



「美穂ーっ!ありがと」



あたしはそう言いながら美穂に抱き付く。


美穂はクールなところがあるけどこんな風に協力してくれるんだ。


美穂が優しいってことはちゃんと知ってる。



じゃなかったら友達なんてならないし。



こんな美穂があたしは大好きなのっ!



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