love you only ~second ~
そんなある満月の日・・・



「ルイ、早く来ないかなぁ」


いつものように私は、湖のほとりでルイを待っていた。



花火が上がり出すと、そわそわした気持ちが落ち着かず、胸が高鳴った。





「・・・」



しかし、その日ルイは現れる事はなく、私は、初めて寂しさで涙が溢れた。
< 14 / 201 >

この作品をシェア

pagetop