love you only ~second ~
馬車に揺られながら、特に弾まない会話にもどかしくなる。


二人きりで、こんなに狭い空間なのに・・・


相手にされなさすぎて、淋しくなる。


予想通り、見にまとうドレスにはお構い無し。

アランはずっと、外を見てる。



そんな事を思っていると、ふと声がかけられる。



「なぁ、何かおまえ荷物多くない?」



「えっ・・・」



それは、チョコを持ってきたから・・・。


っというか・・・


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