love you only ~second ~
「ふ~ん・・・」


わざとらしく、視線をそらす。


・・・

しばしの沈黙の後、アランがボソッと呟く。


「そーいや、毎年あるんだよな・・・」


「何が?」


何が毎年あるって??


「執務室にチョコレート」


「っ!!」


それって、私が置いてるやつ!?


まさか、その話になるとは思わず、冷や汗が出る。



でも、そのチョコをどう思ってるのか、聞きたいなぁ・・・


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