love you only ~second ~
「ちゃんと、見て楽しんでから、食べてますから」


「・・・・」


ん?返事がない?


「アラン?」


チョコを頬張りながら、アランを見ると、アランはじーっと、私を見ていた。



「何?私にチョコついてる?」


そう声をかけると、アランははっと気づいた様子で、



「っ!何も、ついてねぇよ」



そういい、少し顔を赤らめた。



何なんだろ?

不思議に思ったが、特に気にせず、私は黙々とチョコを楽しんだ。
< 175 / 201 >

この作品をシェア

pagetop