love you only ~second ~
「バレンタイン・・ですか」


今まで、馴染みのなかった言葉に思わずキョトンとなってしまう。



すると、ルイは口元に優しい笑みを浮かべて、


「教えてあげるから、こっちにおいで」



と、私を手招きした。


ルイに近づくと・・・



「・・・っ」


ルイは、自分の膝に手を置く。



ここに座るって事?



「無・・理です」



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