love you only ~second ~
でも、ルイは・・・


「ルイ・・・国王陛下」


私が、そう言葉にすると、ルイは一瞬眉をひそめた。


「リミア、今までみたいにルイと呼んで欲しい」


出来ないよ。

今まで、ルイが皇族の方なんて知らなかった。


ましてや、国王陛下に。



「呼べません、国王様」


ルイから手紙を受け取って、たくさん話したい事はあった。


でも、私はルイと一緒にいない方がいい。


国王の隣に、魔女がいるなんて・・・
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