love you only ~second ~
「えっ?」


私は、ルイの言葉に驚いている間にも、少しずつ距離が近づいてくる。


キスなんて・・・


そんなの無理・・・っ!



「だって、国王様だから・・・!」


もうルイなんて、きやすく呼べない!


でも、もう唇は間近。



「・・・ルイ様っ」


すると、ルイの動きが止まる。


「それで、我慢するよ」



そう言ってルイは、優しく微笑んで、私の額に口付けした。
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