love you only ~second ~
「・・・っ」


「あんまりこうゆう、権威振りかざすの好きじゃないんだけど」


ルイはそう言って、私の頬に優しく触れる。


「でも、どうしても君じゃないと嫌だ」



どうして、こんなに私を思ってくれるんだろう?


「でも、ダンスは・・・」



私は、キュッと服を握りしめる。



「大丈夫、今から練習すれば、間に合うから」



練習・・・


「誰に教われば、いいですか?」


「毎日、僕が教えてあげる」



ルイは、満面の笑みで答えた。



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