love you only ~second ~
音楽に乗りながら、優雅にダンスを始める二人。


ファル様の金の柔らかなウェーブの髪が、軽やかに弾む。


素敵だなぁ・・・

そう思っていると、


「リミア、次は君の番だよ」



「あっ・・・」


二人の姿に見とれてしまっていた私は、はっと我に戻る。




「じゃ、私は公務に戻るよ♪」



じゃあね、とファル様はフロアを後にした。

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