love you only ～second ～

夜会の当日・・・


「はぁ・・・」


私は、自室の鏡の前で、タメ息をついていた。


ドレスを着るために、いてくれたメイドさん達を追い出し、一人で悩んでいた。



どうしよう・・・


夜会に行く時間は、もう後少し。


ドレスも靴もある。

ダンスレッスンも、しっかりできた。



でも、ルイの隣にいるのが、自分だなんて。


そんなの、やっぱりあり得ない。



ルイには、申し訳ないけど、やっぱり夜会は・・・