love you only ~second ~
もうそろそろって・・・


バルコニーに出ると、さぁっと吹く風に髪がなびいた。


「良かった、間に合った」


後ろから、ルイの声がかかる。


「もう少し、こっちに行こう」


ルイに肩を引き寄せられ、人気のないところまで移動する。





ルイに連れられて、辿り着くと、すぐに・・・



「あ・・・っ」



目の前で、花火がうち上がり始めた。
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