love you only ~second ~
「キレイ・・・」


うち上がる花火から、視線がそらせない。


じっと、花火を見ている私にルイが話す。


「みんな、君の事をキレイだと話しているよ。その髪もね」



会場に入った時、私に注がれたのは、気味悪がられる視線ではなかった。



「でも、これで有名になったから、君を守る警備もしっかりしないとね」



ルイの言葉は、私を守る事を少しも重荷だと感じさせない。


強い決意・・・



でも・・・

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