love you only ~second ~
ルイは手を伸ばし、私の青銅の長い髪をすくいあげる。



そして、口づけるように、唇に寄せ、


「リミア・・・」

と、囁いた。



私は、ルイの優雅な仕草に胸が高鳴った。







静まり返った森に、最後の花火が彩られた。

それを見たルイは、


「もう戻るよ」


そう言って、去っていった。
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