love you only ~second ~
ほどなくして、私達はルイの執務室に集まった。


「マジですか・・・」


ゼルは、小さくなった私とファル様を屈んで、交互に見つめた。


キラさんが用意してくれた、子供服はピッタリ。


本当に子供になってしまったファル様をみて、ルイは「懐かしい」と、笑っている。



アランはと言うと、険しい顔をしたまま黙りこんでいる。



そのアランが、ようやく口を開いた。



「で?なんで、こんな事になんだよ?」



アランの視線の先は、ファル様だ。
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