優しくて温かい場所(Gently warm place)
∴∴兄そして子供達
兄夫婦にも合い
兄は、智に怒っていたが
「咲桜の幸せが、一番だ。
お前達には、遠廻りさせてしまった。
すまない。
咲桜、幸せになれ。」
と、言ってくれた。
一番心配なのは、
明日の合う事にしている子供達だ。
緊張する、私を智は笑っていた。
「だが、咲桜、もし反対されても、
ごめん、もう離してやれないから、
その時は、俺についてきて。」
と、智が言うから
私は、笑って頷いた。
翌日、綾華と二人の子に
綾華の家で会った。
綾華は、久しぶりの智に挨拶をした。
私は、
「私の子供で長男の優也
教育学部の二年生
こちらが、次男の拓也
拓也は、大学にはいかずに
綾華の仕事を手伝っているの。」
と、言うと
二人は、各々挨拶をした。
拓也は、あっと
言うような顔をしたが。
智は、今までの経緯を話し
「許されるなら、もう一度
咲桜とやり直したいと
思っています。
ですが、咲桜と結婚したら
君達二人も私の籍に入ることに
なりますが良いですか?」
と、言うと
「話しはわかりました。
母は、ずっと苦労して来ました。
今からは母には、幸せに暮らして欲しいと
思っています。
母の事を宜しくお願いします。」
と、頭を下げる優也。
「先日は、すみませんでした。
母がナンパされてるのかと思いまして
母さんを宜しくお願いします。」
と、拓也は言った。
私は、嬉しくて泣いてしまうと
智は、私を抱き締めて
おでこにキスをした。
仲睦まじい二人をみて
三人は、嬉しそうにしていた。
優也にしても、拓也にしても
こんなに幸せそうに
男性に抱かれている母親を
始めてみた。
綾華は、智に
「くれぐれも、お願いしますね。」
と、言った。
咲桜は、どちらで生活するか
悩んだ。
智は、
「咲桜が好きなようにしたら良いよ。
それも、人の事を気にしないで
咲桜の思うようにしたらいい」
と、言ってくれた。