優しくて温かい場所(Gently warm place)
∴∴誕生日
飲み物がきたり、料理が配られ
各々が智へ・・・・
「「誕生日、おめでとう。
いつまでも、幸せに暮らしなさい。」」
と、安西のご両親。
「ありがとう、父さん・母さん
二人のお陰で、また、
咲桜と一緒に入れます。
本当に感謝してる。」
と、智。
「お誕生日、おめでとうございます。
咲桜のこと、お願いしますね。」
と、綾華。
「綾華ちゃん、本当にありがとう。
それから、いつも、咲桜を守ってくれて
親身になってくれて、
本当にありがとう。」
と、智。
「「これは、僕達から
お誕生日おめでとう、お義父さん!!」」
と、プレゼントを渡しながら優也と拓也。
「‥‥‥‥‥‥ああ‥‥っ
ありがとう、ありがとう。
本当に嬉しいよ。
二人の父親になれて。」
と、涙を流しながら言う智。
私も、安西の両親も綾華も
嬉しくて涙が流れた。
「優也・拓也、やるじゃん!」
と、綾華。
「ありがとう、二人とも。
私にとって、優也と拓也は
最高の息子よ。」
と、咲桜は言った。
それから、咲桜は、
「智、お誕生日おめでとう。
今日、この日に貴方と
貴方のご両親、綾華、
子供達と祝うことが
出来た奇跡に感謝してます。
本当にありがとう。
それと‥‥‥‥‥
あのね、恥ずかしいんだけど
この年で、赤ちゃん出来ちゃった。」
と、言うから
みんな、びっくり!!
綾華は、
「でかした、咲桜。」
安西の両親は、
「「咲桜ちゃん、ありがとう。
楽しみだよ。孫がまた、一人増える。」」
と、喜んでくれた。
優也と拓也は、
「「なんだか、複雑。
でも、おめでとう。」」
と、言ってくれた。
智は、
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
「ん?智?嬉しくなかった?」
「‥‥‥‥‥ぃや‥‥本当に?」
「うん。
おかしいと思って病院に行ってきたの。
だから、遅くなっちゃった。」
「本当っ・・さらっ、咲桜、ありがとう。
凄く、嬉しい、最高の誕生日だよ!」
と、言った。
その後も、みんなでワイワイ、ガヤガヤ
笑ったり、話したり
咲桜は、本当に幸せだった。
帰りは、智が一段と過保護になっていて
子供達から、冷やかされ
安西の両親と綾華は、呆れているし
私は、バック一つ持たせて貰えずに
手を繋がれて、お店を後にした。
そこに、元夫の神崎がいたことも
元妻のなおさんがいたことも
私達は、気づいていなかった。