優しくて温かい場所(Gently warm place)
智は、私の涙を拭きながら
沢山のキスをしてくれた。

そして、箱から指輪を出して
私の右手の薬指に、
指輪をはめた。

私は、幸せ過ぎて‥‥
怖かった。

「咲桜が、欲しい。」
「私も、智に触れて欲しい。」
と、言うと
智は、私を抱き上げて
ベッドへ運び、
ソッと下ろした。

私を見下ろしながら・・・
智は
「さら、俺こんなに人を好きになって
愛おしく想うのは、初めてなんだ。
さら‥‥愛してる。」
「私も・・智が好き‥‥大好き。」
と、言うと
唇をなめらながら、キスをされて
舌で、唇をトントンとする。

これは、キスになれない私に
唇を開いての合図
いつのまにか、お互いに癖に
なっていて

私は、唇を開く‥‥と
智の舌が、入ってきて
私の舌を絡めとり、吸い上げる。
「ん‥‥フゥ‥‥ン‥‥」
と、私の声じゃないみたいな‥‥声に
恥ずかしくて‥‥口を抑えた。

「だ~め、さらの声聞きたいから。」
と、言われて
口をおさえていた手は、
智の首に回された。

智は、再びキスをして
唇をトントンして
舌を絡ませ‥‥
私の息が、上がると
パジャマを脱がせ、下着を取り除き
「さら‥‥綺麗だ
どこも、ここも綺麗すぎて
我慢できないよ。」
と、言って

胸先に吸い付き、絡めたり、甘噛みされたり
片方の胸は、揉み上げられ
「ゃっ‥‥‥ぅん‥‥」

智の唇は、下へ下へとさがり
智の手は、私の体の線にそって
撫でながら、身体中を愛撫されていく

途中、途中で、チリッと痛みがあり
私の身体には、赤い華が咲き乱れていく。
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