スリー☆イケメンズ
熱視線
「これ、明日の午前中必着で」
いつも不機嫌な課長が、ぶっきらぼうにそう言うと、私のデスクの上になにかを置いた。
「はい」
アンタ、出荷入力の締め切り時間が十四時って、知ってるやんな? このクソ忙しい時間にそんな用事……。あと数分待ってから頼んでくれへんかな!?
イライラしながらパソコンをみつめ、課長の顔も見ないで返事をする。
カタカタカタカタ……と、キーボードを打つ音と、チクタクチクタク……と、ときを刻む音。
今は、そのふたつの音以外は、耳にしたくない。
いつも不機嫌な課長が、ぶっきらぼうにそう言うと、私のデスクの上になにかを置いた。
「はい」
アンタ、出荷入力の締め切り時間が十四時って、知ってるやんな? このクソ忙しい時間にそんな用事……。あと数分待ってから頼んでくれへんかな!?
イライラしながらパソコンをみつめ、課長の顔も見ないで返事をする。
カタカタカタカタ……と、キーボードを打つ音と、チクタクチクタク……と、ときを刻む音。
今は、そのふたつの音以外は、耳にしたくない。
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