【完】365日、君をずっと想うから。
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次の日。
昨日のドキドキは、まだ心のどこかでその余韻を残していて。
それは、学校に登校しても変わらず。
机に肘をつき、ぼーっとしちゃう。
昨日のことを思い返すたびに、頰が熱を持つ。
もう。
どうしちゃったんだろう、私。
あのあと、蓮は家の近くまで送ってくれたけど、蓮が投げかけてくれる言葉にすらドキドキして、私はうまく返すことができなかった。
なんでこんなに引きずっているのか、自分でもよくわからない。
でも、蓮に出会ってからというもの、心が乱されているのは間違いなくて。