太陽を追いかけて


それから3分ほどたって、柚月からまた返信がきた。


─────
それってさ、宮間くん、
愛ちゃんのこと好きなんじゃない?
─────


文章を見て思わず変な声が漏れた。


な、なに言ってんの、柚月。


宮間くんが私のことを好き?


……いや、絶対違うでしょ。


─────
それはないよ。
宮間くんは親切で私と接してくれてる。
ただ、それだけだよ。
─────


……きっと、そう。


そう思ってこの文章を柚月に送ったのに、なんだか胸の辺りがモヤモヤと痛い。


心がきつく締め付けられるような気がした。


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