告死天使
「じゃあ、片づけは他のみんなに任せて…
 帰って休んだら?
 …良ければ、送ろうか。」

「――僕が送ります。家が近いんで。」

リードギターが、彼女の前に進み出た。
そして、

「保健室で休んでなよ。
 後でカバン持って行くから。」

そう彼女に言った。

「…うん、ありがとう。」

素直に応じる彼女。
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