告死天使
「えっ…。」
俺は、絶句した。
元キーボード。
俺と違って、いい意味で後輩に人気があった。
だから、そんな話もこいつには連絡があったのだろう。
「…何で…?」
文化祭。
つらそうにしていた彼女の姿が浮かぶ。
奴が口にした病名は、俺も知っているものだった。
「…マジで。」
――すぐに治るとは思えない病気。
そんなのは、ドラマの中だけの話だと思っていた。
俺は、絶句した。
元キーボード。
俺と違って、いい意味で後輩に人気があった。
だから、そんな話もこいつには連絡があったのだろう。
「…何で…?」
文化祭。
つらそうにしていた彼女の姿が浮かぶ。
奴が口にした病名は、俺も知っているものだった。
「…マジで。」
――すぐに治るとは思えない病気。
そんなのは、ドラマの中だけの話だと思っていた。