告死天使
「今度見舞い行かない?
病院、俺らの高校の近くだから。」
「うん…。
日にち、決めたら教えて。」
――授業の時間になった。
奴が席に戻る。
俺も、自分の席に着いた。
授業が始まる。
文化祭の彼女。
それでも、風邪程度に俺は思っていた。
それが…。
授業は上の空だった。
彼女のことしか、考えられなかった。
病院、俺らの高校の近くだから。」
「うん…。
日にち、決めたら教えて。」
――授業の時間になった。
奴が席に戻る。
俺も、自分の席に着いた。
授業が始まる。
文化祭の彼女。
それでも、風邪程度に俺は思っていた。
それが…。
授業は上の空だった。
彼女のことしか、考えられなかった。