告死天使
2年が経とうとしていた…あの天使に出会ってから。

その2年間、俺は相変わらずバイトを続けていた。

…ここまでわがままに暮らしておいて、親に頼るなんてできないと思ったから。

いきなり無職にはなれない。

俺は、バイトの時間と遊ぶ時間を削った。

――収入が減っても、その分使わなければ同じだ。

それで、また勉強を始めた。
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