告死天使
「え、いいんですか?
 ありがとうございます!」

そう言って、彼女は笑顔を見せた。

…こんなので、本当に喜んでくれたのか分からないけれど。

「どういたしまして。
それ、ひとつ持つよ。」

そして、ふたつの「ポップコーン袋」の片方を持って、俺は彼女の先に立って部室へと向かった。
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