夢見姫と7人の王子
卓上ライト
彼はいつも明るい。
落ち込みがちな私のために、私の前を明るく照らしてくれる。
ほら、こっちにおいでって。
一緒に笑おうって。
私を明るい自分の元まで連れて行って、私はまるで自分が明るい光の元になっているかのような気分になる。
決してそうではないとわかっているけれど。
でも、私のために明るく振舞ってくれる彼の気持ちを無駄にしないように、彼みたいな太陽にはなれずとも、せめて彼を受けて光る月くらいにはなりたいなって思っている。
本当にありがとう。
私の大好きな王子様。