いいじゃん、俺の彼女になれば。
「……たぶん、面白くない」



「そ?
でも、俺は、面白かったよ~」



そう言いながらゆるふわ王子は、よいしょっと言いながら、立ち上がった。



「そ・れ・に~」



「ん?」



「考えてもみろよ~。
南琉玖の彼女だろ?」



「……認めてないけど」



「誰も手ぇ出そうとしないって」



「……え?」
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