いいじゃん、俺の彼女になれば。
やばい、めちゃくちゃ可愛いかも。
文化祭が終わった次の日の昼休み。
2年C組のあたしの教室に、ゆるふわ王子が遊びに来ています。
ものすごーく大量のお菓子を持って。
「……なにソレ」
あたしの机に置かれた大量のお菓子に、眉をひそめる。
そんなあたしの様子なんか気にするそぶりもなく……。
「んー?
俺のごはん~♪」
ゆるふわ王子は、ゆるっと笑った。