いいじゃん、俺の彼女になれば。
そう思っていると、女子をドアのところに待たせたまま、ゆるふわ王子は、ひとりでトコトコあたしの席までやってきた。
う、わ。
神様!
ギュッと目をかたくつぶる。
すると……。
「ね、ね、心愛ちゃん」
「……はい」
ゆっくりと目を開けた先、ゆるふわ王子が、胸の前で、両手を合わせた。
う、わ。
神様!
ギュッと目をかたくつぶる。
すると……。
「ね、ね、心愛ちゃん」
「……はい」
ゆっくりと目を開けた先、ゆるふわ王子が、胸の前で、両手を合わせた。