いいじゃん、俺の彼女になれば。
「じゃーいいもん。
誰か、他の人探すもんっ」



ぷんっと唇をとがらせる。



そして、次の瞬間……。



――ガタンッ。



イスの音を響かせて立ち上がった。



「や、あのっ……」



そんなに簡単に行っちゃうんだ。



やだよ。



待って!

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