いいじゃん、俺の彼女になれば。
すると、そこにあったのは……。



「だって、ソレ。
俺の1番好きなもんと同じ名前なんだもんっ♪」



きゅるるんっとした満面の笑顔。



「……え?
1番……好きなもの?」



「そう!
俺の1番好きなものは、ココアだし」



「……って、飲み物の?」



「だから、ウチのワンコ。
ココアって名前だし」



「…………」
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