いいじゃん、俺の彼女になれば。
「いやいやいや……。
違います。
あたし、彼女じゃありませんっ」



ものすごい数の視線に見つめられて、恐ろしくて、後ずさる。



でも、この状況じゃ思ったほど後ずされないし、逃げられない。



困って、立ち往生していると……。



「こーこーあーちゃんっ♪
ちゃんとみんなに紹介したいから~。
ステージに上がっておいでよ~」



って、悪魔に手招きされた。



う、わ。



あたし、召喚されてる。
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