諦めない
全く早瀬冬馬は私に何も見せてくれない。

ただ、どんな人なのか知りたいだけなのに。

どうしたらいいのかわからず、結局毎日朝早くに一緒に登校し、放課後は図書室に行って一緒に帰る。。

って一緒に帰るっていうか、後ろからついていってるだけで、そんなに話せてないし。。


なんかな。はぁーあ。

そして今日も図書室で早瀬冬馬が勉強を終わるのを待つ。


本当、勉強ばっかり。。

「ねぇ。冬馬くん!今日気晴らしに美味しいもの食べに行かない?」

「。。。。勉強の邪魔です。黙っててください。」

学校の中だと敬語だし。。

凹む。。

へこむよーーーー
< 24 / 212 >

この作品をシェア

pagetop