諦めない
がし。

え?

「おい!俺のツレなんだけど、勝手に連れてかないでくれますか?」

「あー?」

え。。

早瀬冬馬??

「ほら、彼女から手を離してください」

逆にやらちゃうよ。。

「いいの!大丈夫。冬馬くん。。」
早瀬冬馬の顔を見ると、こわっ。。
えっ。。

絡んできた男たちも顔が固まっている。

「あっ。そーごめんねー。じゃ。。」

あっ逃げてった。。。
早瀬冬馬の顔を見るといつもの顔になってるし。。あっさっき眼鏡外してた??


「おい!お前!ふざけんな。ってかついてこうとしてんじゃねぇよ」

げっ。。。マジギレしてる。。。


「ごめん。。。」

「あのな。あーゆーのについてってどーなるかわかってんのか?ったくあぶなっかしーし。」

。。。うぅ。怖い。。。

「おい!聞いてんのか??」


「はい。。すみませんでした!」

「。。。わりぃ。ついカッとなって。」

「。。。いや。本当ごめん。冬馬くんの言う通りだよ。。っというか、助けてくれて本当にありがとう。」

「べつに。。。一緒にいてお前になんかあったら俺のせいになるだろ。。」
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