諦めない
結局その後まどかとは言ってくれず。。

私が1人だからとセイジィの家で夕ご飯を食べることにした。

「久々だねー。セイジィとご飯食べるの。なんかうれしいなーー。またさ、こーやって食べよ?」

「じゃな。まどかと冬馬が仲良いなら、翔子ちゃんも呼んで、また4人でご飯食べるか。」

そう。昔は私と母の二人暮らしだったし、セイジィもおばあちゃんと2人だったから、仲良く一緒に食べてたんだよね。

特に鍋の日。

2人じゃ鍋できないからって。。

家族4人で食べてるみたいで、
すっごく幸せだった。。


懐かしいな。。

またそんなことができるなんて、嬉しい。


「今回はあっちの別荘にはどのくらいおるんじゃ?」

「たぶんお母さんはずっと向こうで、こもるんじゃないかなぁ。
私は後半はこっちに居ようと思ってる。
そろそろ勉強もしないとだしさー」


「冬馬はどうすんじゃ?」


「ちょっと向こうに顔だしたらこっち戻ってくっから」


「そうかそうか。よかった」


セイジィと冬馬くんって仲良し。まぁセイジィがあんな感じだしね。セイジィ、冬馬くんのこと可愛いんだろうな。

「セイジィーー嬉しそう。よかったね。お孫さんと一緒に暮らせて。」
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