諦めない
でも。。。早瀬冬馬には彼女がいるんだし。
本当はこれが普通で。。。

。。。

「。。。そういえば、伊豆であった子が大切な人だよね??早くこっち帰ってきちゃってよかったの?」


「。。。は?誰?」



「誰って。。海で会った子だよー」


「あー。あれ美菜。。俺の妹だから」


「えてええええええーーーー。可愛すぎでしょ!ってなんか似てないって!!」


「。。。は?」


だってあの優しい感じ。。早瀬冬馬とは真逆で。。あっ。。


「大切な人には会えた??」

「。。。もういいから。。それ。勝手に俺が思ってるだけで。。相手からしたらなんでもねぇし。。考えんのやめた。。」


。。。振られたのかな。また切ない顔して。。
その子が原因だったのかな。。元気ないのは。



そんな顔されるとだめだ。。
私。。

早瀬冬馬の手をとり、ぎゅっと握りしめ手を繋ぐ。

。。。
「。。。なんだよ」

「ごめん。。だめだよね。。」

「お前に付き合ってるやついんだったら、こーゆーのやめろよ。。
。。。。

でも。。俺。。そんな優しくねぇから。」

。。。?
んんんんーーーー!!!!

え。。。?!

キスされたーーーーー!

やばい。。

どっどーしよ。。
ぎゃぁーーーー。

やばい心臓が。。


え。。。


なんでドキドキ
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