史上最悪!?な彼と溺甘オフィス
「そういうのは男が言うセリフだろ。
ーーそれとも、口説かれてるの?俺」
霧島さんの指先が私の頬に触れる。
そのままゆっくりと頬を撫で、唇の上で止まる。
私はその長く綺麗な指先をそっと口に含んだ。
霧島さんの指はひんやりと冷たかった。
「やっぱ誘ってるだろ、お前」
霧島さんがいつもより低い声で私の首筋に顔を寄せ、ささやいた。
何も答えない私に霧島さんが重ねてささやく。
「まぁ、いいか。 どっちが誘ったんでも」
霧島さんの唇が私の首筋から鎖骨にゆっくりと降りていく。
月明かりの下、霧島さんの動作はとても美しくて、私はなんだか他人事のようにその姿を眺めていた。
「ーー冷静なんだな」
霧島さんが私の顔を覗き込んで、ニヤリと笑った。
「その余裕、無くしてやるよ」
そう宣言すると、霧島さんは私の唇を塞いだ。
ーー冷たい唇。
霧島さんは指先だけでなく、唇もとても冷たかった。
けど、その冷たい唇が不思議と心地良かった。
ーーそれとも、口説かれてるの?俺」
霧島さんの指先が私の頬に触れる。
そのままゆっくりと頬を撫で、唇の上で止まる。
私はその長く綺麗な指先をそっと口に含んだ。
霧島さんの指はひんやりと冷たかった。
「やっぱ誘ってるだろ、お前」
霧島さんがいつもより低い声で私の首筋に顔を寄せ、ささやいた。
何も答えない私に霧島さんが重ねてささやく。
「まぁ、いいか。 どっちが誘ったんでも」
霧島さんの唇が私の首筋から鎖骨にゆっくりと降りていく。
月明かりの下、霧島さんの動作はとても美しくて、私はなんだか他人事のようにその姿を眺めていた。
「ーー冷静なんだな」
霧島さんが私の顔を覗き込んで、ニヤリと笑った。
「その余裕、無くしてやるよ」
そう宣言すると、霧島さんは私の唇を塞いだ。
ーー冷たい唇。
霧島さんは指先だけでなく、唇もとても冷たかった。
けど、その冷たい唇が不思議と心地良かった。