虹に願いを〜君に出会えてよかった〜
次の日、私は早起きして暗いうちから公園に行った。家にいたくなかったから。
一息ついて、学校に向かった。そして屋上に。
家族は…切っても切れない関係だと思ってた。
だけど…それは勘違いで…。昔の優しいお父さんや、いつも笑ってるお母さんはもういない。
空だって…まだあんなに小さくて。
また溢れてくる涙…
泣いたら、笑お。泣くだけ泣こ。
落ち着いた私は、教室に向かった。