虹に願いを〜君に出会えてよかった〜
私も行こうとしたら、、、
晴が私の手をつかんで、少し引き寄せた。
ドキっ、、、
「流星。目赤えぞ?大丈夫かよ。」
「あ、うん。心配かけてごめん。行くね!」
私はちゃんと晴の目を見れずにそのまま、麻由と希のところまで走った。
すると麻由が不思議そうに聞いてきた。
「あれ?晴と仲良くなったの?」
「あ、いや、昨日1時間目屋上にいたら、あの人もいたからさ、それで。」
「そうだったんだ!いい奴でしょ?」
「あ、うん、いい人だね。」
少し苦笑いになって私は麻由に言った。
麻由と晴は…幼なじみで。仲良くて。
とても羨ましく思った。
「なに話してんのー?行くよ!」
希は私と麻由の手を引いて走った。