君と恋の歌

准くんは、含み笑いをしながら俺を黙って見つめる。


「でもさぁ、最近好きな娘できたよね?」

「えっ!そうなのか!?」


准くんの声に、メンバーがみんな集まってくる。


「やっぱり?最近仕事終われば急いで帰るし、怪しいと思ってた」


洸の言葉に、三ツ屋が腕組みしながらうんうんと頷く。


「で?どこのだれなの?」


「…一般の人だよ」


< 108 / 420 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop