君と恋の歌
見た目通りそれはうまくて、みんなですぐに食べきった。
「んじゃー、ごろごろするか」
「だな!」
久しぶりの全員そろった休みだからか、みんなのんびりしたいみたいだ。
俺もネックレスを首に付け、ベットに倒れるように横になった。
このネックレスをみるたび、モニターにうつった空を思い出す。
あの髪かざりを付けている空が、頭にハッキリと浮かぶ。
「空太、休みでも付けてんだね」
なんて准くんに笑われて、まぁね、と俺も笑って見せた。