君と恋の歌

見た目通りそれはうまくて、みんなですぐに食べきった。


「んじゃー、ごろごろするか」

「だな!」


久しぶりの全員そろった休みだからか、みんなのんびりしたいみたいだ。


俺もネックレスを首に付け、ベットに倒れるように横になった。


このネックレスをみるたび、モニターにうつった空を思い出す。


あの髪かざりを付けている空が、頭にハッキリと浮かぶ。


「空太、休みでも付けてんだね」

なんて准くんに笑われて、まぁね、と俺も笑って見せた。

< 239 / 420 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop